国産牛=和牛、と思ってる方が多いと思います。
じつは違うんです。
和牛というのは、和牛も『国産の牛』に違いはありませんが、『和牛』というのは品種名で『黒毛和種』『褐毛和種』『日本短角種』『無角和種』の4品種だけを示します。
最近、『黒牛』とか『黒毛牛』という、いかにも『黒毛和牛』のような表示を目にしますが、本物の和牛なら『黒毛和牛』『黒毛和種』と必ず『和』の文字が入りますので表示に惑わされないように気をつけて下さい。
では、『国産牛』というのはどんな牛なのかという、乳牛の『ホルスタイン種』、和牛と乳牛を交配させた『交雑種』、外国産のアンガス種などです。
スーパーなどで売っている『国産牛』というのは、ほとんどが『ホルスタイン種』か『交雑種』になります。
ちょっと待って、外国産の牛が『国産牛』になる?
それは、外国産の牛を輸入して、日本で一定期間飼育すれば『国産牛』になるんです。
でも、大変コストがかかるので、スーパーなどの『国産牛』は『ホルスタイン種』か『交雑種』になるんです。
簡単にまとめると、
和牛は『黒毛和種・褐毛和種・日本短角種・無角和種』の4種類。
国産牛は『ホルスタイン種・交雑種』になります。
では、4種類の和牛の違いは?長くなってしまったので、それはまた次回に・・・